小池都知事は、毎年9月1日に行われる関東大震災で虐殺された朝鮮人を追悼する式典に、今年も追悼文を送らない意向を明らかにしました。小池都知事は、2017年から追悼文を送っていません。
政府の会議に提出された専門家の報告によりますと、1923年の関東大震災では、地震後に「朝鮮人が放火した」などのデマが原因で、多くの朝鮮人らが殺されたとされています。
大震災が起きた9月1日には毎年、虐殺された朝鮮人の追悼式が行われていて、これまで歴代の都知事は追悼文を送っていましたが、小池都知事は2017年から送付を取りやめています。
小池都知事は19日、都庁で記者団の取材に応じ、今年も追悼文を送らない意向を明らかにしました。
小池都知事はこれまで追悼文を送らない理由について、別の式典で「関東大震災で犠牲となられたすべての方々への哀悼の意を表しているため」としていて、今年も同様の理由だということです。
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