お盆休み期間に全日空や日本航空の国内線や国際線を利用した人は去年を上回り、合わせて296万人に上りました。

 全日空によりますと、お盆休み期間を含む8月9日から18日までに国内線を利用した人は149万人ほどで、去年のおよそ1.08倍となりました。

 九州や沖縄方面が好調で、ピーク日の10日はコロナ禍の2020年2月以降で一日あたり最多となるおよそ16万6000人が搭乗したということです。

 国際線は23万人ほどで、去年のおよそ1.09倍でした。

 ハワイ行きに加えてタイや韓国などのアジア方面が好調で、特にハワイ行きは2万1715人で2019年度に記録した過去最高旅客数に並ぶ水準だったということです。

 台風7号の影響については「他の日に取り直していただいたので影響はなかった」としています。

 また、日本航空によりますと、国内線を利用した人は102万人ほどで去年のおよそ1.02倍、国際線は21万人ほどで去年のおよそ1.07倍となりました。

 国内では九州や沖縄方面が、国外ではパリやロンドンなどの欧州方面やハワイ・グアム路線が前年を上回りました。

 国際線は2020年以降で一日あたりの平均搭乗者数は過去最高となるおよそ2万1000人を記録したということです。

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