栃木県那須町の河川敷で男女の焼損遺体が見つかった事件で、遺体を運んだとされる黒い乗用車とは別の車に、男性が東京都内で乗り込んでいたとみられることが20日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、事情を知るとみられる複数人から事情聴取するなどし、慎重に経緯を調べている。
捜査関係者によると、黒い乗用車は遺棄現場付近の防犯カメラに写っており、既に押収。これとは別に、亡くなった宝島龍太郎さん(55)が遺体で見つかる前日の15日夜、東京都内で別の車に乗り込んだとされる。
遺体で見つかった女性は宝島さんの妻とみられる。宝島さんらは東京都台東区で複数の飲食店を経営。周囲の飲食店とのトラブルといった情報も確認されており、県警は背景を調べている。
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