大阪府吹田市役所に灯油をまくなどとしたメールを送り、業務を妨害したとして、大阪府警吹田署は１９日、威力業務妨害の疑いで、吹田市内本町の無職、西田光一容疑者（２５）を逮捕した。「就職活動がうまくいかず、むしゃくしゃしてやった」と容疑を認めている。
逮捕容疑は１８日午後７時４５分ごろ、スマートフォンから市のホームページにアクセスし「俺が市役所に灯油撒（ま）いたら何人あんたの同僚死ぬやろね」などのメールを送信。職員の業務を妨害したとしている。
同署によると、西田容疑者は令和元年８月から２年間就労支援を受け、その後いったん就職していたという。メールには、既に退職した就労支援担当職員を名指しするとともに、送信者として自身の名前も記入していた。
市は１９日朝にメールを確認し、同署管内の交番へ申告。庁舎を閉鎖するなどの措置は取られなかった。
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