アパートに火を付けた23歳の男は「他の人はどうなってもよかった」という趣旨の供述をしています。
夜の町に鳴り響くサイレンの音。そして、周辺には何かが破裂するような音も響き渡りました。
自分が住むアパートの部屋に放火した疑いで逮捕・送検された無職の森江琉聖容疑者。
この火事で、焼け跡からアパートの住人と見られる2人の遺体が見つかっています。
このアパートでは騒音などのトラブルが今年に入って3件、警察に寄せられていて、森江容疑者と他の住人との間にトラブルがあったとみられています。
事件があったアパートの大家
「下の住人が天井をドンドンとやると今度は上の人もそれに対してドンドンやったようなことで、ささいなことだけど、そういうことが元々の原因でトラブルになっていたみたいな感じです」
捜査関係者によりますと、事件の数日前、森江容疑者は親族に「死にたい」などと電話で話し、親族が警察に「言動がおかしい」などと相談していたということです。
また、森江容疑者は調べに対して「自殺しようと火を付けた後、首をつろうとしたが怖くなって逃げた。他の人はどうなってもよかった」という趣旨の供述をしているということです。
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