天皇ご一家の側近は9日、2010年からご一家が飼ってこられた保護猫の「みー」が皇居・御所で3日に死んだことを明らかにした。天皇、皇后両陛下と愛子さまはみーの安らかな旅立ちを見送ったという。
みーは10年5月ごろ、ご一家の住まいがあった赤坂御用地(東京都港区)で保護された母猫と4匹の子猫のうちの1匹で、愛子さまが名付けた。ご一家はみーや、別の保護猫「セブン」、保護犬「由莉(ゆり)」を家族の一員として過ごしてきた。
皇后雅子さまは今年4月にあった園遊会で、現代美術家で愛猫家の横尾忠則さんに、みーの写真を見せて猫談義を楽しんだ。側近によると、みーは5月に進行性の病気が見つかり、動物病院で治療を受けるようになり、8月3日午後に死んだ。側近は「(天皇ご一家は)大変寂しく思っていらっしゃる。特に愛子さまは小さい頃からかわいがっておられたので、とても悲しく思っておられるようだ」と説明している。【高島博之】
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