気象庁が8日、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表したことを受け、沖縄県の玉城デニー知事は9日の定例会見で「沖縄県は南海トラフ巨大地震の想定震源域には含まれていないものの、今後、地震の発生に伴い、津波が到達する恐れがある」との認識を示した。その上で県民に対し「日ごろからの地震への備えを再確認してほしい」と呼びかけた。

 沖縄県では、南海トラフ地震防災対策推進地域として、名護市、糸満市、豊見城市、うるま市、宮古島市、南城市、国頭村、東村、与那原町、渡嘉敷村、座間味村、南大東村、北大東村、伊平屋町、八重瀬町、多良間村の16市町村が指定されている。引き続き、今後の気象や地震などの情報に留意するよう求めた。

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