愛知県尾張旭市は、ふるさと納税の返礼品に名鉄電車の運転体験を加える。10万円を寄付した先着20人限定。ふるさと納税サイト「さとふる」で9日正午に開始する。
市内の名鉄尾張旭検車支区で9月29日午前8時からと午後1時から、各10人が100メートル区間の運転を体験する。車内アナウンスなどの車掌体験、記念撮影などもある。名鉄が6月16日に同支区で実施した同様のイベントでは、20人の定員に対し7倍以上の応募があったという。
尾張旭市は名古屋市のベッドタウンで、名鉄瀬戸線が主要な通勤手段。柴田浩市長は名鉄副社長や名鉄百貨店社長を歴任しており、24年4月に名鉄と地域活性化包括連携協定を結んでいる。【荒川基従】
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