近隣住民に迷惑行為を繰り返したとして、沖縄県警名護署は5日、県迷惑行為防止条例違反(反復したつきまとい等の禁止)の疑いで、名護市の自称会社経営の容疑者(61)を逮捕した。調べに対し、容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、7月21日から23日にかけて、容疑者の近隣の住宅に向け、拡声器を使って「バカヤロー」「ドロボウ」といった録音された音声を繰り返し流すなどした疑い。

 署によると、迷惑行為は2022年ごろから続いており、逮捕まで数百件の通報があった。署は数年にわたり注意や指導を行ってきたが、7月から音声を流す回数や時間が延びるなど行為がエスカレートしたため、逮捕に踏み切った。

 署は、近隣との土地の境界線を巡るトラブルなどがきっかけとみて捜査を進めている。

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