広島は79回目の原爆の日を迎えました。平和記念式典が行われる広島市の平和公園から報告です。
(岡本愛衣アナウンサー報告)
式典までおよそ2時間となりました。平和公園には夜明け前から被爆(ひばく)者や親族が被爆した人らが訪れ、静かに祈りをささげています。
1歳で被爆した人
「戦争を起こしてはいけないと思うので、どうか広島から発信をして、世界が平和になることを待っております」
式典には核保有国のアメリカや戦闘を続けるイスラエルなど、109カ国が参列予定です。
広島市の松井市長は東西冷戦を終結に導いた旧ソ連のゴルバチョフ元大統領の言葉を引用し、核抑止力に頼る政策からの転換を世界へ訴えます。
被爆者の平均年齢が85歳を超えて直接の体験を聞くことが難しくなるなか、核廃絶へ被爆地広島は祈りの1日となります。
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