栃木・那須町の河川敷で2人の焼けた遺体が見つかった事件の続報です。宝島龍太郎さん(55)と共に遺棄されていた女性は、宝島さんの妻である可能性が高いことが分かりました。

一連の告白は何を意味するのか。出頭してきた20代の男性は当初「自分が事件に関係しているかもしれない」と話していました。そして、亡くなった宝島さんについては「飲食店をめぐってトラブルがあった」。ところが、警察が任意で事情を聴いていたところ「殺害には関与していない」と話していることが新たに分かりました。

捜査関係者によると、男性は「他の仲間と一緒に出頭しようとしていた」と話していることも判明。ただ、具体的な仲間の名前などは出ていないということです。

そもそも警察が事情を聴いている20代の男性は、東京で暮らしていません。しかし、出頭して来たのは都内の警察署。まだ分からないことが多過ぎます。

警察は、宝島さんの店の周辺で防犯カメラを調べていました。その結果、15日午後9時ごろ、宝島さんとみられる男性が映っていたことが捜査関係者への取材で明らかになりました。

宝島さんの自転車が台東区内で見つかっていて、自転車を止めた後に事件に巻き込まれたとみられます。

栃木の山あいで遺体となって見つかったのは、その翌朝でした。約10時間の間に首を絞められて殺され、焼かれたとみられます。

捜査関係者によると、河川敷で見つかったもう1人の遺体は、宝島さんの妻である可能性が高いということです。

▶「報道ステーション」公式ホームページ

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。