NPO法人が行ったアンケート調査で、夏休み期間中にひとり親家庭の3割が「1日2食」と回答したことが分かりました。物価高が続くなか、子どもたちの食の確保が課題になっています。
「ひとり親家庭サポート団体全国協議会」が7月20日から28日までに全国のひとり親家庭2100世帯に行った調査によりますと、31.8%の家庭が「1日2食」、2.2%が「1日1食」と回答しました。
夏休みに入り給食がないことに加えて、物価高の影響で「おかゆにしてかさ増しする」「エアコンの使用は控える」などの厳しい生活実態を訴える声が上がっていることが分かりました。
子どもたちの安全な居場所や食の確保が問題になるなか、東京・江東区のこども食堂は夏休み期間中、ラジオ体操に参加した子どもたちにパンや菓子、ジュースなどを配る活動を始めました。
参加者
「元気にラジオ体操、朝早く起きてやった。頑張ったから(お菓子とか)もらえて良かった」
「昼ごはんも考えないといけないのはちょっと大変ですね。ちょっとでも友達と触れ合う時間ができているのはありがたいですね」
企画した豊洲こども食堂の森生ゆり子代表は「地域で子どもたちの居場所を守りたい」としています。
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