日本を代表する夏祭りの一つで、国指定の重要無形民俗文化財「青森ねぶた祭」が2日、青森市で開幕した。色鮮やかに装飾された大型ねぶた(高さ5メートル、幅9メートル、奥行き7メートル)が最大22台、市中心部で運行される。7日まで。
歴史上の人物や神話を題材とし、針金と角材の骨組みに和紙を貼ったねぶたは内部から電球で照らされ、迫力ある武者姿などが夜の市街地に映える。
初日は午後7時の号砲とともに15台の大型ねぶたが登場。「ラッセラー、ラッセラー」のかけ声が響く中、そろいの装束の「跳人(はねと)」がはやしに合わせて跳びはね、市民や観光客が盛んに拍手を送っていた。【江沢雄志】
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