横浜市の京急百貨店で「土用の丑(うし)の日」に販売されたうなぎを食べた147人が体調不良を訴え、このうちの1人が死亡しました。食中毒とみられます。

 横浜市と京急百貨店によりますと、24日から25日にかけて上大岡駅に隣接する京急百貨店地下1階の「日本橋伊勢定」で販売された「うなぎ蒲焼」や「うなぎ弁当」を食べた客147人が下痢や嘔吐(おうと)などの体調不良を訴えました。

 検査の結果、「黄色ブドウ球菌」が検出されていることから、市は食中毒によるものとみています。

 体調不良を訴えた人のうち、90代の女性が死亡していますが、食中毒によるものかは分かっていません。

 うなぎを販売していた「日本橋伊勢定」は、店舗の消毒などを行ったうえで営業を自粛しています。

 京急百貨店と日本橋伊勢定は「この度の事態を厳粛に受け止め、深く反省するとともに保健所の調査に協力して原因究明に全力を尽くし、再発防止の取り組みを徹底いたします」とコメントしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。