一級河川の最上川が氾濫し、多くの住宅が浸水被害を受けた山形県戸沢村では、一夜明け復旧作業が始まっています。
(菅原智郁アナウンサー報告)
現在も雨が降ったりやんだりしている戸沢村蔵岡地区です。国道沿いにある最上川が26日朝、氾濫しました。
現在は水位が下がっていますが、最上川の水はこの国道を越えて蔵岡地区の住宅街に流れ込みました。
国道も完全に寸断され、集落に取り残された住民は消防や自衛隊のヘリやボートによって救助されたということです。
27日朝は水も引き、住民の皆さんは朝から泥の撤去作業などに追われています。
この蔵岡地区は大雨の度に浸水被害を受けていて、住民の皆さんからは「これまで生きてきた中で一番ひどい」「もう集団移転するしかないかもしれない」といった声が聞かれました。
県内はこの後も雨が降り続く見込みで、住民の皆さんは不安のなか、復旧作業にあたります。
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