秋田県と山形県を襲った記録的大雨で各地で土砂崩れなどが起き、被害は広範囲に及んでいます。

 山形県最上町にある瀬見温泉周辺では土砂崩れが発生し、旅館の裏山が崩れ大量の土砂が施設内に流れ込みました。

 復旧作業は進まず、いまだ手付かずの状況が続いています。

 旅館では26日から宿泊予約のキャンセルに追われていて、営業再開のめどは立っていません。

 また、秋田県由利本荘市では大雨による土砂崩れなどで国道107号が通行止めとなり、一時、集落が孤立しました。

 国道107号は由利本荘市東由利地区でおよそ1.3キロが現在も全面通行止めとなっています。

 被害のあった集落の住民は朝から家に入り込んだ泥を掻き出す作業などに追われました。

 この地区では断水が続いていて、市は給水パックなどを配布して対応しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。