千葉県教育委員会が入る県庁中庁舎=富美月撮影

 千葉県教育委員会は24日、教員採用試験の1次試験で、3教科で1カ所ずつのミスがあり、試験開始後に問題の訂正文を出したと公表した。県教委が同試験でミスがあったと公表するのは2回目。

 県教委によると、ミスは「小論文」(受験者180人)、「小学校専門教科」(受験者1451人)、「中高共通英語専門教科」(受験者278人)で発生。問題文の脱字や引用文の誤字などがあった。いずれも試験開始後、受験者からの指摘で発覚したという。解答には影響がないとして、加点などの措置は取らないとしている。

 同試験は7日に県内外4会場で実施。県教委は9日にも、別の3カ所で点数に影響する出題ミスがあったと公表し、該当する教科を受けた全員に加点していた。【松尾知典】

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