東京海洋大学の実験船「らいちょうN」に純燃料電池船としては日本で初めて船舶検査証書が交付され、安全に運航できることが示されました。
らいちょうNは東京海洋大学が研究する水素燃料電池とリチウムイオン二次電池だけで運航する純燃料電池船です。
ガスの排出をはじめとした環境問題への貢献が期待されていますが、7月に国土交通省から船舶検査証書が交付され、安全に運航・造船できることが示されました。
東京海洋大学 大出剛特任教授
「(普及に向けて)陸上のインフラとのコンビネーションが必要になってくる」
この研究の成果は来年の大阪・関西万博で「動く海上のパビリオン」として運航される水素燃料電池船にも活用されています。
大出教授は「陸上の技術が海上でもすぐに使えるように陸と海の垣根をなくしたい」としています。
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