気象庁の庁舎

 気象庁は21日、近畿と中国地方(山口除く4県)が梅雨明けしたとみられると発表した。いずれも平年より2日、昨年より5日遅い。

 気象庁によると、21日の近畿や中国地方は高気圧に覆われ、晴れの場所が多くなった。今後の1週間も、高気圧に覆われやすいと見込まれ、梅雨明けと判断した。

 近畿と中国地方はいずれも梅雨入りの時期が平年より遅かったが、期間中の雨量は各地で平年を上回った。滋賀県彦根市は521・0ミリ、松江市は526・0ミリでともに平年の約2倍だった。

 梅雨明けしていないのは、九州北部と北陸、東北となった。(共同)

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