彦根城(滋賀県彦根市金亀町)西側の内堀沿いで17日午前8時ごろ、石垣が一部崩れているのを市文化財課職員が発見した。同課によると「米蔵水門石垣」と呼ばれる場所で、江戸時代に船を接岸し、米を搬入する門があった。門を挟む石垣のうち北側が高さ3・75メートル、東西7メートル、南北2・7メートルにわたって崩れていた。
市内では15日から断続的に大雨警報が発表され、16日にかけて降雨量は137ミリに達していた。国特別史跡のエリアに含まれており、市は文化庁と協議し、早期復旧を図る。大雨被害として工事補助率の拡大を要請する。【伊藤信司】
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