100年に一度、幻の花が咲きました。
横浜市の中央分離帯にそびえ立つ植物。その近くには人だかりが。皆、スマートフォンやカメラを植物に向けています。
この巨大植物は「リュウゼツラン」。100年に一度、花が咲く「センチュリープランツ」とも呼ばれる中米原産の植物です。
今年に入って突然、成長を始め、6メートル以上の高さに。1カ月ほど前からいつ咲くかと注目を集めていたリュウゼツランの花がなんと、この週末に咲いたのです。
見物に来た女性
「何十年に1回ていうんだから。もう見られない。我々は」
14日に撮影されたリュウゼツランと比べると、15日は小さな黄色い花がたくさん咲いています。
見物に来た女性
「きょう開花だっていううわさを聞いて(来た)。思ったより小さいなって。見た目はもっと大きいのかなって」
見物に来た中学生
「(咲くのが)人生1回ぐらいと言われているリュウゼツランなので無事、咲いてくれてありがたい」
リュウゼツランは1、2週間後には満開を迎えるとみられます。
横浜市では16日には晴れ間が出る見込みで、本格的な夏の暑さが訪れる予報です。
日差しと暑さがリュウゼツランの開花をどんどん進めそうです。
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