26日に開幕するパリ・オリンピックに出場するバレーボール女子の古賀紗理那選手(28)と男子マラソンの赤崎暁選手(26)が卒業した熊本県大津町の町立大津小(宮脇真一校長)の3年生(134人)が12日、両選手に向けた約3分間の応援ビデオレターを撮影した。本番前に関係者を通じて届けられる予定。
大津小によると、古賀選手は2008年度、赤崎選手は09年度に卒業した。3年生は今年度、総合的な学習で、五輪に出場する両選手に着目し、小学校時代のエピソードや練習に励んだ施設を実際に見学。応援する気持ちをビデオレターにして送ることを決めた。
児童一人一人がメッセージを書いた横断幕を掲げ、旗を持ったフラッグダンスも披露。「小学生のときの話を聞き、ワクワクドキドキが止まりません。大津町代表として自信を持って頑張ってきてください」などとエールを送った。
原田結翔(ゆいと)さん(8)は「緊張したけど上手にできた。二人にはメダルを取ってほしい」と期待。宮脇校長は「二人同時に卒業生が五輪に出られることは素晴らしい。在校生にも自信と夢を与えてくれた」と話した。【野呂賢治】
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