稲荷ずしを盗んだとして82時間拘束された高齢女性。警察の“誤認逮捕”でした。

 ことの発端は、滋賀県近江八幡市内のスーパーから「万引きした女性が店内にいる」との警察への通報でした。防犯カメラを確認すると、女性が食品売り場で何かをかばんに入れるような様子が…。

 かばんには稲荷ずし1パックが入っていて、レジで支払いをしていないことから、市内に住む74歳の女性を現行犯逮捕しました。

女性
「やっていない。知り合いの人に買ってもらった」

 女性は一貫して容疑を否認。しかし、この後およそ82時間拘束されることに。

 するとその後、知人男性が女性に稲荷ずしを手渡していたことが判明。

 店の在庫と販売数も一致したため、警察は判断を一変。女性は誤認逮捕で16日の夜に釈放されました。

 近江八幡署は女性に謝罪。「調査のうえ、再発防止に努める」とコメントしています。

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