安倍元総理が銃撃された事件で、山上徹也被告(43)の弁護側が情状鑑定を請求したことが分かりました。

 関係者によりますと、山上徹也被告の弁護側が成育歴や人格形成の過程などを分析して事件への影響を調べる情状鑑定を奈良地裁に請求したことが分かりました。

 事件当時の心理状態や母親が旧統一教会の信仰を続ける家庭で育った影響などについて、専門家の分析が必要と判断したとみられます。

 山上被告は関係者に対し、事件から2年経った今も、家庭を崩壊させた旧統一教会に強い恨みを持っていると話しているといいます。

 検察側は請求の却下を求めているということです。

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