夜道を走っていたら突然、目の前で飛び出しが…。

■夜道を走行中 暗闇から“飛び出し”

 雨の中、男性は片側二車線の左レーンを走行中でした。右側には1台のタクシーが走っています。その時。

 暗闇から、黒い服の男性がひょっこり現れたのです。

運転していた男性
「本当に寿命が縮まりました。人をひくんじゃないか、ぶつかっちゃうんじゃないかと。怖かったです」

 後方カメラには急ブレーキの跡がくっきり。黒い服の男性は慌てることなく、一緒にいた白っぽい服の男性に引き戻されています。タクシーを拾いたいのでしょうか。さらに1台通り過ぎると、車道に飛び出し追い掛けていきます。

運転していた男性
「目の前にちゅうちょなく出てきたので最初は酔っぱらいかなと思ったのですが、どこを見ているのか分からない。ほわーっとした感じの表情だった」

 危険な飛び出しに男性は警察に通報。警察官の到着を待っている間も…さらに3人目が現れ、センターラインの近くで手を上げています。

運転していた男性
「怒りしかないです。あんな危険な行為は本当にやめてほしい」

 警察官が到着しましたが、映像には反対車線でタクシーを呼び止める姿が映っていました。

交通事故鑑定人 熊谷宗徳さん
「歩行者でも道路交通法違反に該当することがあります。この状況であれば『道路での禁止行為』という罰則に該当。道路において交通の妨害となるような方法で立ち止まってはならない」

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