午前4時すぎ、猛スピードで走り去る1台の黒い車。しかも、バック走行しています。
運転手に何があったのか。直前の行動が明らかになりました。
先月、熊本市で発生した危険運転。住宅街の道を時速70キロ以上でバックで逆走しています。
この車。バックでおよそ240メートル走行。その後、歩道の変圧器に衝突。その反動で車を反転させながら歩行者に接触。
歩道に乗り上げた車はそのまま走り続け、歩いてきた女性とぶつかりました。女性は車と信号機に挟まれ、亡くなりました。
運転手に一体何が。直前の行動が明らかになりました。
松本岳被告(23)
「事故を起こしたことや、飲酒運転を知られたくなかった」
危険運転致死傷などの罪で起訴された松本岳被告は、実は飲酒運転でトラックとの追突事故を起こしていました。
その後、現場から逃走しようとバックで逆走していました。
この事故で亡くなったのは、児童相談所の職員・横田千尋さん(27)。
熊本市 大西一史市長
「大変、有能な若い職員だったので、本当にショック。二度と犠牲が出ることがないように、飲酒運転撲滅に向けて全力をあげたい」
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