安倍元総理が銃撃されてから8日で2年です。奈良市の現場近くには献花台が設置され、多くの人が訪れています。

 (塚田隆介記者報告)
 後ろに見える横断歩道の辺りが2年前に安倍元総理が銃撃された現場です。

 当時ガードレールに囲われた場所は今はなく、新たに車道として整備されています。

 そのすぐ近く、向かいの場所に献花台が設置されています。

大阪・羽曳野市から来た人
「志半ばで命を絶たれてしまったのは、大きなことだなと(思う)」

島根県から来た人
「生きて、いろんな仕事を続けてほしかったという気持ちが強い」

奈良市内から来た人
「天国から見守っていて下さいいうことですね。日本を」

 去年、献花台の周りでは逮捕者も出るなど混乱しましたが、今年は警備も強化され、今のところ混乱はありません。

 安倍元総理を銃撃したとして現行犯逮捕された山上徹也被告(43)は今も大阪拘置所に勾留されていて、親族や弁護士以外とは面会せず本や新聞を読んで過ごしているといいます。

 裁判の争点などを整理する「公判前整理手続き」が続いていますが、初公判は早くとも来年以降になるとみられていてます。

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