7月8日の「なはの日」を前に、伝統文化で那覇市を盛り上げようと「那覇すーじフェスティバル」が7日、同市の国際通りで開かれた。市内5地区の旗頭やエイサー、現代版組踊などが披露され、迫力ある演舞に観客が指笛を吹いたり手拍子を送ったりした。

 コロナ禍で減った演舞の機会を復活させようと「那覇を元気にプロジェクト実行委員会」が2022年に初開催し、今回で3回目。

 北海道旭川市から観光で訪れた木村美樹さん(10)は「旗頭やエイサーを見るのは初めて。指笛やチョンダラーなど沖縄らしい雰囲気が味わえて大満足。とってもかっこよかった」と笑顔を見せた。

 フィナーレでは、沖縄民謡の「唐船ドーイ」に合わせて観客も一緒にカチャーシーをするなど大いににぎわった。(社会部・垣花きらら)

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