富山県の地酒と地元の食材を集め、地産地消を後押しするイベントが富山県南砺市で行われました。

 ローマ神話に登場するお酒の神様「バッカス」にあやかって名付けられた「バッカスとやま」は、富山の地酒や食材を堪能するお祭りです。

 日本酒のコーナーには、能登半島地震で被災した氷見市の高澤酒造も出店しました。

 なかでも人気だったのが、熟成のため氷見の沖の海底に沈めていた海底熟成酒です。

来場者
「(Q.海底に半年間、寝かせたお酒の味はどうですか)本当にまろやかで、ワインと同じで、こうやって熟成すると味がまろやかになるのかなと思います」

 地震の影響が心配されていましたが、海底から引き上げられた酒は、フジツボをつけながらしっかりと熟成されていました。

 他にも、地元・南砺市のクラフトビール工房と製菓店がコラボした「アラレホワイトエール」など、南砺市内の2つの会場に合わせて40店のブースが出店し、訪れた人は復興の一助になればと、様々なお酒をおいしそうに味わっていました。

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