将棋の藤井聡太七冠が「永世王位」をかけて臨んだ王位戦第1局の2日目は指し直しとなる「千日手」が成立する激闘になり、藤井七冠が先勝しました。

 名古屋市の「徳川園」で2日目を迎えた王位戦の第1局は、藤井七冠と挑戦者の渡辺明九段ともに局面を打開できず、80手目で、同じ局面が4回繰り返される「千日手」が成立しました。

 指し直しの対局は7日午後9時すぎに終わり、藤井七冠が勝ちました。

 藤井七冠がタイトルを防衛すれば5連覇となり、「永世棋聖」に続いて「永世王位」の資格を獲得します。

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