東京都知事選挙は7日、投開票を迎えます。各候補は若者や子育て世代を支援する政策について主張を繰り広げています。
小池百合子候補
「20年30年後もこの東京がいつまでも持続可能な都市でありますように、そのために人を育て、出会いを作り、結婚ができ、出産ができ、そして子育てができ、教育ができる。こんな東京にしていきたいと思っています。都民とともに都民のために都政を担わせていただきたい」
現職の小池百合子さんは、低価格で住める民間住宅の推進など、2期8年の実績を元にした公約をアピールしています。
石丸伸二候補
「これから日本は大変な局面を迎えますが、大変な日本を背負うのは今の子どもたち、そしてこれから生まれてくる子どもたちです。早く彼らに対して力を付けてもらう、その投資を行うべきだと考えています。お約束します。必ず実行してみせます」
石丸伸二さんは、学校現場の環境改善のために100億円を支出するなど、次世代への投資を打ち出しています。
田母神俊雄候補
「男性も女性も結婚したいと思っている。でも所得が足りなくて結婚できない。そういう意味で私は都民税の減税、住宅手当の引き上げによって皆さんの手取りを増やし、若い人が結婚できるようにしたい。必ず東京都を安全で豊かな暮らしができる街にします」
田母神俊雄さんは、住宅手当を増やした企業に対して、法人税を減税することなどを訴えています。
蓮舫候補
「子どもが生まれなくなってるのは経済的理由で結婚を諦める、子どもを諦める、そういう若い人たちが確実に増えてきているからだと思うんです。こういう若者を支援する東京都に一緒にしていきませんか。1人で立って歩いていけるまで支え続けて、皆でボトムアップで東京を良くしていく、そんなリーダーにぜひ、蓮舫をさせていただけないでしょうか」
蓮舫さんは、保育や医療現場などで働く人の奨学金返済の支援などを公約に入れ込んでいます。
7日、投開票の東京都知事選挙には、このほかの諸派と無所属で52人が立候補しています。
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