およそ300人が犠牲となった西日本豪雨から6日で6年です。各地で追悼行事が行われています。

 2018年7月に発生した西日本豪雨で広島県内では関連死を含め153人が亡くなり、今も5人の行方が分かっていません。

献花に訪れた男性
「時間が経つのは早いなと思いますね。復興という意味で街づくりがまだなので、そのあたりをよく見ていきたい」

 広島県内では1300世帯が入居していた仮設住宅などからは全世帯が退去し、道路や河川などの復旧工事は昨年度中にすべて完了したということです。

 一方で災害から6年が経過し、住民の災害に対する意識の低下が課題になっています。

 また、岡山県で最も被害が大きかった倉敷市真備地区でも献花台が設置され、市長らが花を手向けました。

 岡山県では災害関連死を含め95人が、このうち倉敷市では75人が亡くなりました。

 真備地区では昨年まで追悼式を行っていましたが、市はハード面の整備が完了したことなどから今年は行なわないことにしました。

 献花台は7日まで設けられています。

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