東京都知事選挙でのポスター掲示板の増設を巡り、通常の掲示枠にポスターを張れないことで損害を被ったとして候補者が東京都側に損害賠償を求める裁判を起こしました。
3日、東京地裁に裁判を起こしたのは先月20日に告示の東京都知事選挙で49人目以降に届け出た候補者の男性です。
今回の都知事選では48人がポスターを掲示できる掲示板は設置されていましたが、56人が立候補しました。
このため、49人目以降はクリアファイルで掲示板の横や下に枠を増設し、ポスターを貼るように求められました。
男性は選挙管理委員会に通常のポスター枠の増設を求めましたが受け入れられず、損害を被ったとして東京都や都知事、選挙管理委員会委員長に対して損害賠償1000万円を求めて裁判を起こしました。
選挙管理委員会は「訴状が届いていないのでコメントできない」としています。
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