震度6弱の揺れを観測した愛媛県愛南町の災害対策本部がある消防署前から報告です。
(川崎秀斗アナウンサー報告)
夜が少しずつ明け、雨が降ってきました。愛南町の災害対策本部ではおよそ20人の職員が、夜通し被害情報などの収集にあたっています。
震度6弱の揺れに見舞われた愛南町は愛媛県の最南端、高知との県境に位置していて、松山市内からは通常、車で2時間ほどですが、高速道路の一部が一時通行止めとなった影響で到着まで3時間ほどかかりました。
道中では水道管が破裂している現場などもありました。
こちらに着いて町内の方に話を伺うと、口をそろえて「今までの人生で体験したことのないような激しい揺れだった」と話していました。
愛南町ではけが人などは確認されていないものの、神社の石灯籠(とうろう)が倒れるなどの被害が確認されています。
愛南町の災害対策本部では夜明けを待って見回りに出るということで、被害の全容解明にはもう少し時間がかかりそうです。
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