2日未明、北海道苫小牧の港の中で青森・八戸発苫小牧行きのフェリーが波消しブロックに乗り上げ座礁しました。
海上保安庁によりますと、午前1時20分ごろ、苫小牧港西港区で川崎近海汽船のフェリー「シルバーブリーズ」から「入港中に港口付近で乗り上げた」と通報がありました。
海上保安庁によりますと、フェリーは船首部分が波消しブロックに乗り上げて座礁したということです。
乗客乗員合わせて140人が乗っていましたが、けがはなく浸水や油の流出もないということです。
これまでに座礁した船体をタグボートで引っ張る作業を試み、午前11時半すぎ、船は曳航(えいこう)され、フェリーターミナルに向かっています。
フェリーが座礁した当時、現場付近は曇りで風速2メートルの風だったということです。
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