四国地方を震源とする最大震度6弱の地震を受けて気象庁が会見を開き、「今回の地震は南海トラフ地震とメカニズムが違う」と説明しました。

 17日午後11時14分ごろ、愛媛県と高知県で最大震度6弱を観測する地震がありました。

 震源の深さは39キロで、地震の規模を示すマグニチュードは、6.6と推定されています。

 地震が発生した場所は、甚大な被害が予想される南海トラフ沿いの巨大地震が懸念されるエリアです。

 気象庁は会見で、今回の地震に関して「地震の規模が南海トラフの発生を検討する基準以下の地震だと考えている」としました。

 そのうえで、「プレート内で発生した地震で、プレートの境界で起きる南海トラフ地震とメカニズムが違うもの」と説明しています。

 一方、「深夜に発生した地震で地震活動が続いている。暗いうちは身の安全の確保を考えてほしい」と注意を呼び掛けました。

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