自見英子万博担当相は28日の記者会見で、2025年大阪・関西万博を巡り、自前でパビリオン建設を希望する「タイプA」を辞退する参加国が相次いでいる事態について、「タイプAばかりが重要ではない」と反論した。
政府や日本国際博覧会協会(万博協会)は協会が建設を代行する簡易型の「タイプX」や共同入居型の「タイプC」への移行を促している。自見氏は「タイプXやCでも参加していただくことは非常に重要なので、万博の魅力が落ちることはない」と強調した。その上で、政権交代や大規模災害の発生などタイプAを辞退した参加国の事情はさまざまだとして、「政府や協会のサポート体制は十分丁寧に行っている」と語った。【内田帆ノ佳】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。