東京・新宿駅で、50代のホームレスの女が警察官の胸をハサミで何度も突き刺そうとしたとして身柄を確保されました。
■警察官「倒れたことしか覚えてない」
27日午前5時過ぎ この記事の写真 通行人「警察官が倒れている」
事件があったのは、始発が動き始めたばかりの新宿駅でした。頭から血を流して、倒れていたのは50代の男性警察官です。
早朝、日本一のターミナル駅で何が起こったのでしょうか。防犯カメラに、直前の様子が映っていました。
27日午前5時過ぎ、警察官は新宿駅の交番の前で50代の女に声を掛けました。すると、女は突然ハサミを取り出します。
女と距離を取ろうとすると足がもつれ転倒警察官が、女と距離を取ろうとすると足がもつれ転倒。後頭部を打ち、そのまま意識を失ってしまいました。
警察官の胸を複数回にわたってハサミで突き刺そうとしたところが、女は警察官の胸を複数回にわたってハサミで突き刺そうとしました。しかし、男性警察官は無事でした。
防刃チョッキ防刃チョッキを着用していたからです。
防刃チョッキの実験 鋭利な刃物で刺しても… チョッキの下には一切傷なし防刃チョッキの実験です。鋭利な刃物で何度も切りつけますが、チョッキの下には一切傷が付いていません。
その後、警察官は病院に運ばれ、意識を回復しますが…。
警察官「足がもつれて倒れたことしか覚えてない」
一方、女は駆け付けた別の警察官により身柄を確保されました。
次のページは
■警視庁は…殺人未遂事件として捜査■警視庁は…殺人未遂事件として捜査
女の評判は?新宿駅付近で路上生活をする男性は、女をよく見かけていました。
路上生活の男性(30代)「一日中、新宿西口の地下通路にいる印象」 路上生活の男性(80代)
「話はできないんだけど、いつも興奮状態というかね。通行人に対しても、ギャーギャーギャーギャー言うわけよ」
女は、4年ほど前からこの付近で生活していたようです。さらに3年前には…。
路上生活の男性(80代)「警察官が来て、持ち物検査をしたことがある。その時、カッターナイフのようなものを持っていた」 警視庁は殺人未遂事件として捜査
取り調べに対し、女は「ハサミで刺した」と話し、警視庁は殺人未遂事件として捜査しています。
(「グッド!モーニング」2024年6月28日放送分より)
この記事の写真を見る鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。