28日午前10時ごろ、沖縄県名護市辺野古の新基地建設に使う土砂を搬出する同市の安和桟橋で、土砂を積むために港の出口を出たダンプが抗議活動中の市民と民間の警備員の2人をひいた。
名護市消防本部によるとダンプにひかれた2人を同市内の病院に搬送したが、1人は意識不明の状態という。
事故を起こしたダンプ=27日午前11時3分、沖縄県名護市の安和桟橋通報者によると、ダンプが道路を左折した際、牛歩をしていた女性と警備に当たっていた男性がひかれたという。
現場は安和桟橋の出口で、事故当時は3人が抗議活動中だった。規制線が張られ、機動隊が警戒に当たっている。沖縄県警名護署が現場検証を行い、詳しい事故原因を調べている。
規制線が張られた事故現場=28日午前11時、名護市の安和桟橋鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。