5月の有効求人倍率は1.24倍で、前の月から0.02ポイント低くなりました。物価高の影響で、建設業や製造業は求人を出せない状況が続いています。

 厚生労働省によりますと、仕事を求める人1人あたりの求人数を示す5月の有効求人倍率は、1.24倍でした。

 前の月から0.02ポイント下がりましたが、ほぼ横ばいの状況が続いています。

 物価高を背景に、より良い賃金を求めて転職を希望する人は増えています。

 一方で、原材料費や光熱費の高騰が続いていて、人手不足の建設業や製造業は求人を出せない状況が続いています。

 厚労省は「長引く物価高騰の影響は大きく、今後の動向を注視する」としています。

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