勤務先の部品メーカーの金5億円以上を横領したとして指名手配された男が、逃亡先の台湾から強制送還され警視庁に逮捕されました。24億円以上を横領していたとみられてます。

 東京・江戸川区の部品メーカー「三協株式会社」の元社員・中沢祥基容疑者(49)は2014年、会社の金およそ5億5000万円を着服した業務上横領の疑いが持たれています。

 捜査関係者によりますと、中沢容疑者は台湾に逃亡していましたが、横領した金で購入したブランド品を台湾で売りさばくなどのマネーロンダリングを行ったとして2018年に現地当局に逮捕され、実刑判決を受けて服役していました。

 刑期を終えたため26日、日本に強制送還され、警視庁が逮捕しました。

 中沢容疑者は2003年からのおよそ10年間で、会社の金24億5000万円余りを横領したとみられています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。