海外で人気の高い島根県産の「和牛」を売り込むため、県と民間企業が連携してタイなどへの定期輸出が新たに始まります。

 25日、島根県産の和牛の定期輸出が始まることを記念した式典が大田市の食肉加工施設で開かれました。

 和牛の輸出には国ごとに衛生基準を満たす必要があり、今回、県と食肉卸業者などが連携して体制を整えました。

 県内には「サステナブル和牛熟」や「しまね和牛」などのブランド牛があるものの、ウクライナ侵攻による飼料価格の高騰や歴史的な円安などで畜産農家の経営状況は厳しく、関係者は「海外での和牛人気は高く、需要も大きい」と期待しています。

 輸出先はタイやマカオで、今後はベトナムなどへも販路を拡大していきたいとしています。

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