23日、東北地方が梅雨入りしたとみられると発表された。23日は梅雨前線の影響で、東日本から西日本の広い範囲で警報級の大雨となった。

■箱根に観光客「あじさいを見に」

 23日、広い範囲で大雨となった日本列島。福岡では、街が白くかすむほどの大雨に。日本海側でも激しい大雨に見舞われ、福井市では1時間の雨量が47.5ミリと、6月の観測史上一番の激しい雨となった。

 気象庁は23日、東北が梅雨入りしたとみられると発表。平年より10日前後遅い梅雨入りとなった。

 21日、統計史上3番目に遅い梅雨入りとなった関東甲信。箱根では、見ごろを迎えた「あじさい」を見に多くの観光客が訪れた。

横浜から来た人
「あじさいを見に。やっぱり梅雨の代表する花なので。きょう雨だけど、ちょうどいい時期かなと思って」

 箱根登山鉄道では、この時期、電車に乗りながらあじさいを楽しむことができる。

横浜から来た人
「車窓からも、あじさいが見られてよかったです」

■奄美地方 平年より9日遅い梅雨入りだったが…

 一方、23日に梅雨明けした奄美地方。今年2番目となる暑さとなった奄美では、熱中症警戒アラートも発表され、一足早い夏の訪れに、「海きれいなんですけど、すごく暑いです」との声も上っていた。

 奄美地方では、平年よりも9日遅い梅雨入りだったにもかかわらず、6日早い梅雨明けとなった。

 すでに梅雨明けしている沖縄・那覇では、梅雨の期間中に平年のおよそ3.5倍の降水量を観測した。

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年6月24日放送分より)

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