横浜市で開かれる国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」まで1000日となった22日、公式マスコットキャラクターの名前が「トゥンクトゥンク」に決まった。
川崎市在住の北原やえさんが考案した名前で、トゥンクトゥンクは恋をしたり、何かにときめいたりした時の心臓の音を表現。「地球にときめいた気持ち」「命のあるものがときめく地球になってほしい」との意味を込めた。
マスコットキャラクターは映像・アートディレクター牧野惇さんの制作。マスコットが3月に決定した後、公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会が名前を公募し、6076点の応募があったという。公式アンバサダーの俳優、芦田愛菜さんは「かわいらしく、すてきで親しみやすい名前」と話した。
開幕まで1000日を迎え、協会の十倉雅和会長は「圧倒的な花と緑で迎える」と意気込みを語り、横浜市の山中竹春市長は「米軍に接収されていた土地を平和的に利用する第一歩」と意義付けた。市民参加のキックオフイベントが23日まで、みなとみらい21地区や桜木町駅前などで開かれる。【岡正勝】
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