藤井聡太八冠(21)から叡王のタイトルをもぎ取った伊藤匠七段(21)が21日、喜びの会見に臨みました。

 掲げたのは、「孤高」の二文字です。

伊藤叡王
「孤高という字は、棋士になったころからよく書いている文字で。意味としては、自分の中でしっかりと信念をもって、ぶれずに高みを目指していくと解釈している」

 前日の対局については、こう振り返りました。

伊藤叡王
「最後まで優劣のはっきりしない熱戦を見せられたと思っているので、今後もそういった将棋をお見せして、将棋界を盛り上げていけたらと考えている」

 一方、藤井七冠の地元・愛知県瀬戸市にあったのは、「七転八起」の文字です。

瀬戸市民
「七転するほど藤井七冠は大変なことにはなっていないが、また八冠を目指して頑張ってほしいという意味を込めました」

 藤井七冠の次の対局は、5連覇に王手をかけた棋聖戦第3局で、来月1日に名古屋で行われます。

(「グッド!モーニング」2024年6月22日放送分より)

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