埼玉県鶴ケ島市の中学校で理科の授業中に生徒ら20人以上が頭痛や吐き気を訴えて搬送されました。硫化水素を発生させる実験中だったということです。

 21日午後0時半すぎ、鶴ケ島中学校で「理科室で実験中に硫化水素が発生し、生徒が体調不良になった」と校長から119番通報がありました。

 警察などによりますと、理科の実験をしていた2年生の23人が頭痛や吐き気を訴え、そのほとんどが病院に搬送されました。

 いずれも意識はあり、軽症です。

 理科室では硫化鉄に塩酸を垂らして硫化水素を発生させる実験中で換気扇は複数台、稼働していたということです。

 警察は詳しい状況を調べています。

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