20日告示の東京都知事選挙を前に立候補を表明している小池知事ら4人が、共同記者会見で論戦を交わしました。

 20日に告示の東京都知事選挙を前に、現職の小池百合子氏、参議院議員の蓮舫氏、広島県安芸高田市の前の市長・石丸伸二氏、元航空幕僚長・田母神俊雄氏の4人が日本記者クラブ主催の合同記者会見に臨みました。

前安芸高田市長 石丸伸二氏
「2期8年で改革何ができなかったのか、なんで次4年間やるとそれができるとお考えなのか」

小池百合子都知事
「コロナの期間になかなかできなかった項目が約10あって、これまでためてきた2期8年の実績をもとにブラッシュアップ、バージョンアップしていきたい」

蓮舫参院議員
「今の子どもたちが社会に巣立つ時に不安と負担のない東京都をつくることが長い目で見た少子化対策だと思っている」

前安芸高田市長 石丸伸二氏
「未婚者をどう婚姻に結び付けていくか、都市部だけでは解決できないと考えている。都市への集中、過密がその大きな背景になっているので、そこへの取り組み、視点が欠かせない」

元航空幕僚長 田母神俊雄氏
「プロジェクションマッピングで人を集めるということは、東京はこれだけ集まってきているから、観光客もどんどん来るわけだから、もういらないんじゃないかと思う」

蓮舫参院議員
「20万人来られたと(小池)知事も言っているので、事業の目的は達したのかなと。私はこの予算があるので、どちらに新しく使っていきたいとなったら家賃補助に使いたい」

小池百合子都知事
「私は何もないところに無から有を生むことをやってきた。今回のプロジェクションマッピングで今、都庁広場、誰もいなかったところが人でいっぱいです」

 7月7日投開票の東京都知事選挙は、19日時点で諸派や無所属で58人が立候補を表明しています。

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