他人の洗濯物を盗もうとしたとして、神奈川県警は19日、海老名署地域課巡査長の宮村修平容疑者(38)=神奈川県秦野市=を窃盗未遂容疑で現行犯逮捕した。県警の警察官の逮捕者は今年で5人目になる。
逮捕容疑は同日午後4時半、秦野市内のアパート敷地内で、1階に干されていた洗濯物を盗もうとしたとしている。室内にいた住人の男性(29)が外で洗濯物を触っている宮村容疑者を発見。宮村容疑者は約100メートル逃げたが、男性が追いかけて取り押さえ、秦野署員に引き渡した。容疑を否認している。
県警監察官室によると、宮村容疑者は交番勤務で、勤務態度に変わった様子はなかったという。この日は勤務時間外だったといい、動機を詳しく調べる。加藤秋人監察官室長は「今後の捜査を踏まえ、厳正に対処する」と話した。【横見知佳】
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