富士山の山梨県側で今年7月から登山規制が導入されることに伴い、19日、規制を想定した事前のリハーサルが行われました。

山梨県 長崎幸太郎知事
「我が国のオーバーツーリズム対策に一石を投じるような、新しい取り組みをここ富士山においてスタートをさせます」

 富士山の山梨県側の「吉田ルート」では、19日午前11時、来月1日から開始予定の登山規制で行われる仮設ゲートを通過するまでの流れや登山者への対応など規制の運用についてのリハーサルが行われました。

 富士山の山頂を夜通しで目指す「弾丸登山」などが問題となったことから、県は今年から一日あたりの登山者数の上限を4000人にして、午後4時から午前3時までの間はゲートを閉めるなどの登山規制を行います。

 この登山規制に伴う混乱などを避けるため、県は5月からオンラインの予約システムも導入していて、すでに7月20日の分はおよそ2800人の予約が入っているということです。

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