自民党の派閥の政治資金を巡る事件で、二階派の元会計責任者が初公判で起訴内容を認めました。
自民党の二階派「志帥会」の元会計責任者・永井等被告(70)は、政治資金パーティーの収入およそ2億6000万円について、収支報告書に嘘の記載をした罪に問われています。
19日午前、東京地裁で開かれた初公判で、永井被告は起訴内容に間違いないか問われると、「ございません」と認めました。
検察側は冒頭陳述で、「パーティー券の売り上げが多額だと明らかになれば、買い控えが起きると考えていた」と指摘しました。
永井被告は被告人質問で、派閥幹部らの関与について「総額を口頭で報告しているだけだった」と主張しました。
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